文部科学省が進めているSTEAM教育の真の目的と海外の事例

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STEAM教育はアメリカで始まり、世界各国でも取り組まれていますが、日本ではまだ文部科学省が取り組みを始めたばかりで、プログラミング教育も2020年から必修化されましたが、世界にかなり遅れているという印象はぬぐえません。

 

だから、STEAM教育って何?STEAM教育が子供にどう影響するの!と不安な方が多いのではないでしょうか?

 

そうなのよ!チンプンカンプンなの!

 

そこでSTEAM教育とは何か?STEAM教育の真の目的を調べてわかりやすく解説したいと思います。
また、海外の事例も動画で紹介しますので参考になれば幸いです。

文部科学省が進めているSTEAM教育の真の目的とは?

STEAM教育のSTEAMとはスチーム(蒸気)のことではありません!蒸気
STEAM(スティーム)と読むそうです。

 

SCIENCE(科学)
TECHNOLOGY(技術)
ENGINNERING(工学)
ART(芸術)
MATHEMATICS(数学)

 

STEAMはこれらの頭文字を並べた造語です。

 

オバマ前大統領が演説で述べた国家戦略

オバマオバマ前大統領が演説でコンピューター科学やプログラミングは国の将来に重要だと云ったことから注目されたのがSTEMです。
これにART(芸術)が加わりSTEAMになりました。

 

近い将来AIやロボットが増えることを見越してSTEAMの5分野の教育にアメリカから世界各国に広まったのがSTEAM教育です。

 

つまり、米国はAIやロボットに使われる側ではなく、使うことができる人間の育成にSTEAM教育を取り入れることを国家の政策にしたのです。

 

STEAM教育とはこれら理数系分野と芸術分野の教育をバランスよく学んでもらうというのが文部科学省の考えですすが、これだとどんな教育だか全然わかりませんよね。

 

高校生や大学生ならともかく、子供にこんな難しいことを学ばせるなんて無理だろ!

 

では、なぜSTEAM教育が注目されているのでしょうか?しかも、子供に?
それは、何が起こるか予測困難な未来に対し、柔軟に対応できる思考力、想像力を育てるためのマインドセットが目的あるという意見があります。

 

 

「教科書や模範解答が用意されていない一般社会の中で、自分で問いやプロジェクトを立ててそれを解決していく。その解決に向かうプロセスの中で、勉強のための勉強をするのではなく、ワクワク感を持って取り組みながら学ぶということです。STEAM『教育』とは言いますが、STEAMという各教科を学ぶというより、学びの姿勢やマインドセットを伝えることに近いかもしれません」※中島さち子さん:東洋経済onlineより引用

こう述べるのは日本女性として初の国際数学オリンピック金メダリストとプロのジャズピアニストの肩書を持つ中島さち子さんです。

 

困難な問題が発生したときに、「もうダメ!」「無理!」とならないようなマインドセット!
逆にワクワクしながら問題に取り込めるような人間を育てる!これがSTEAM教育の真の目的なのではないでしょうか。

 

そんなのどうやって教育するのよ!大人だって難しいわよ!

 

大人だからこそ難しいと思いませんか?
だから、子供の柔軟な脳のうちからSTEAM教育が必要なのです。
社会に出て困難な問題に直面した時に挫折しないためにもSTEAM教育による良いマインドセットが大切なのです。

 

東南アジアやインドでもSTEAM教育が盛んになっていますが、日本はやっと始まったばかり!
あなたも早くこの遅れを取り戻さないといけないと思いませんか?

STEAM教育とはどんな教材を使うのか?

STEAM教育とは科学、技術、工学、芸術、数学の5分野を別々に学ぶのではありません。プログラミングやロボット制御で問題解決する際に、理数系の4知識と創造表現のART知識を駆使して解決することで5分野をバランスよく学んでいくことです。

 

STEAM教育は理数系の為、教材はロボットを使ったものが多いようです。プログラミングでロボットを操作したり、モデルカーをプログラミングで動かしたり、楽しく遊びの中から学べるものが多いようです。

 

または、ゲールをしながらプログラミングを学べる教材もありますが、どれも共通して言えるのは子供がワクワクしながら学んでいるという点が大きいです。

 

子供がワクワク楽しみながら学べるって理想的ね!うらやましいわ!

 

ロボットは高価だと思われがちですが、最近では段ボールで作るロボットおもちゃ「embot」が安いこともあって品切れになる人気です。
「embot」はタブレットやスマホで無料の専用アプリをダウンロードし、アプリで「embot」を動かすプログラミングを作成します。「embot」へはブルートゥース接続で動作の命令を伝えます。
(参考:embotプログラミングロボット!口コミから判る問題点は?

 

また、STEAM教育向けに「ワンダーボックス」といった通信教材も市販化されています。こちらは毎月1キット届くシステムでアナログとデジタルの両方を持ったハイブリッドなゲームです。「ワンダーボックス」の教材は常にわくわく感や感動が続くよう配慮されています。
(参考:ワンダーボックス 子供がハマる!STEAM教育の通信教材

 

次の章で海外で行われているSTEAM教育の動画を紹介します。

STEAM教育のアメリカと日本の事例

アメリカのSTEAM教育がこちら。

 

Youtube:アメリカ発 「STEAM教育」とは?

 

 

 

日本の事例

 

「失敗力」から「創造力」を育てる教育 - Sony STEAM Studio 2018 -

 

 

 

「embot」の動画がこちら

 

 

 

 

「ワンダーボックス」の動画はこちら

まとめ

STEAM教育とはSCIENCE(科学)TECHNOLOGY(技術)ENGINNERING(工学)ART(芸術)MATHEMATICS(数学)、これらの頭文字を並べた造語です。

 

STEAM教育はアメリカから世界各国に広まったのですが、日本は世界にかなり遅れを取っています。
STEAM教育は近い将来、主流なると思われるAIやロボットを使うことができる人間の育成に必要な教育です。
またそれは予測困難な問題に対し、柔軟に対応できる思考力、想像力を育てるためのマインドセットにもなります。

 

子供のうちからこのようなマインドセットを身に付けておけば、社会に出てからも問題に直面したときに乗り越える力になります。

 

STEAM教育の教材は「embot」などのロボットや「ワンダーボックス」といったプログラミングを利用したゲームなどが多いです。

 

 

リンク:embotプログラミングロボット!口コミから判る問題点は?
リンク:ワンダーボックス 子供がハマる!STEAM教育の通信教材

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